美園グリーン(外構・造園・ガーデニング等のエクステリア専門店〜埼玉県さいたま市)

日本園芸フェスティバル----ジャパニーズ・モダン 江戸の粋-----

毎年4月~5月にかけて色々なフラワーショーが多く開催されています。特にあちこちで開かれるバラのフラワーショーはこの時期最大のイベントになっています。

今年初めて開催された“日本園芸フェスティバル”に行ってきました。街ひらき10周年を迎える「さいたま新都心」の記念行事でもあるこのイベントは “和風”がテーマとなっていました。3月末、大宮区の盆栽村にオープンした”大宮盆栽美術館”に由るのかも知れません。

会場に入ると、江戸の雰囲気をかもしだすように「浮世絵回廊」が。当時の花や盆栽が人々の暮らしの中に描かれている浮世絵の展示です。

メインテーマの「江戸の粋」はテーマごとに作られた作品が並びます。
写真はその中の2点です。(写真はクリックで拡大します)

“移ろいゆく美”と題された展示。屏風に見立てた花器に季節の花々を飾ります。 屏風絵とは違う自然の取り込みは現代の住宅などでも十分提案できそうです。手前の座布団もお花で作られていました。


“自然の恵みに感謝”と題された展示。使用している材料は竹・わら・木炭・米です。白砂に見えるのはお米です。両サイドの仕切りが鏡で演出されています。この素材を使う意味合いはなかなかむずかしく思えますね。展示後のお米がどうなるのか心配してしまいました。



「さいたま新都心」のいたる処に子供達の作品が設置されているように、この展示会場内にも小学生達が作った盆栽作品が展示されていました。一つとして同じ枝ぶりが作れない盆栽の面白さが出ていました。一緒に並ぶ先生方の作品も微笑ましいかぎりです。



大学や専門学校の展示は坪庭。見ていて基本に忠実に作られているなと思います。 この1/20の模型作品は、建物意外は実物で作られています。池や流れは自然石、植栽や地被類もきちんと植えつけてありました。「小さくする事で学生達が丁寧に作業をする」のだそうです。そしてこのまま作品の樹木を育て剪定などもして行くそうです。フォトポイントが記されていました。1/20の縮尺なので身長目線は7~8cm位が良かったのですがこの写真は鳥目線になってしまいましたね。



プロの坪庭です。塗り壁、版築壁、自然石などで造作されています。和風の植栽はどうしても色が抑えられてしまいます。
洋風の華やかさはないけれど、日本古来の伝統や形式にこだわって作られた作品、現代風にすこし崩した作品、現代和風を素材で表している作品など・・・。

 

 


盆栽・えびね・山野草など珍しい品種が一同に集まるこのフェスティバルはマニアにはたまらない情報取得の場になるのでしょう。また小学生や学生達のためには和風造園の匠との交流の場が出来ると造園業界や樹木生産業界などの活性化につながってくるのではないでしょうか。左官屋さん、タイル屋さんの匠の技も見てみたいですね。・・・などと感じた“日本園芸フェスティバル”でした。

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